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アレルギー性結膜疾患 Allergic conjunctivitis disease

アレルギー性結膜疾患は、花粉やダニなどの原因物質によって目に炎症が起こる病気です。当院では適切な検査に基づき、患者様の症状に合わせた点眼薬の処方を行っています。目のかゆみや違和感でお困りの方は、お気軽にご相談ください。

アレルギー性結膜疾患の定義と分類

アレルギー性結膜疾患(ACD)は、主にIgE抗体が関与するⅠ型アレルギー(即時型反応)による結膜の炎症性疾患と定義されています。

単にアレルギー素因があるだけでは不十分であり、結膜の炎症性変化に加えて、かゆみや目やに、涙が出るといった自覚症状を伴う場合に診断されます。この疾患は、症状や原因によって以下の4つに分類されます。

アレルギー性結膜炎 増殖性変化を伴わない一般的なアレルギー反応
アトピー性角結膜炎 アトピー性皮膚炎に合併して発症する結膜の炎症
春季カタル 結膜に強い増殖性変化がみられる重症の疾患
巨大乳頭結膜炎 コンタクトレンズなどの異物刺激によって起こる炎症

主な症状と診断基準

アレルギー性結膜疾患では、以下のような症状が代表的です。すなわち、単なる不快感だけでなく、アレルギー特有の反応を確認することが重要です。

  • 激しいかゆみ
  • 異物感(ゴロゴロする感じ)
  • 眼脂(めやに)

診断においては、上記の自覚症状に加え、以下の検査結果を総合して確定診断を行います。

  • 血液検査によるIgE抗体の陽性確認
  • 推定される抗原(アレルゲン)に対する皮膚反応の陽性
  • 結膜擦過物(結膜をこすって採取したもの)の中に好酸球が確認されること

治療方法と注意すべき副作用

治療の主体は抗アレルギー点眼薬です。点眼薬のみで症状の改善が不十分な場合には、補助的に内服薬を併用することもあります。当院でも、患者様の症状に適した点眼薬の処方が可能です。

症状が非常に強い場合にはステロイド点眼薬を使用することもありますが、ステロイド薬には以下のような副作用のリスクがあります。

  • 眼圧上昇
  • 感染症の誘発
  • 白内障

副作用のリスクを適切に管理するため、ステロイド薬を使用する場合は眼科専門医を定期的に受診し、目の状態を確認することをお勧めします。

<日本眼科学会 アレルギー性結膜疾患診療ガイドラインより一部抜粋>

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