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トラベルクリニックとは

トラベルクリニックは、海外へ渡航される方や日本に帰国された方の健康をトータルでサポートする診療科です。私たちのグローバルヘルスケアクリニックでは、単にワクチンを接種するだけでなく、渡航先の感染症流行状況や現地の生活環境に基づいた、専門的な健康コンサルティングを提供しています。日本感染症学会認定感染症専門医・指導医である院長をはじめ、渡航医学の深い知識を持つスタッフが、千代田区の麹町駅から徒歩1分というアクセスの良い環境で、皆様の安全な旅を支えます。私たちは「Patient First」の理念を掲げ、高度な専門医療とスムーズな診療環境を両立させています。

トラベルクリニックの成り立ちと背景

欧州では1980年代に航空会社(エールフランスや英国航空)が設立したことをきっかけに、民間でも多くのクリニックが設立され、渡航者の間に浸透しました。日本では2000年代以降、ナショナルセンターを中心に設立されるようになり、現在は都心部を中心に普及が進んでいます。渡航者の健康管理は、単に渡航前のワクチン接種を行うだけで完結するものではありません。 

トラベルクリニックで診る症状

トラベルクリニックでは、これから海外へ出発される方の不安解消から、帰国後に体に不調を感じる方の診察まで、幅広いフェーズに対応しています。渡航に関連して現れる症状は多岐にわたり、現地の気候や衛生環境、個人の健康状態によってその現れ方は異なります。私たちが診療でよくお受けする症状を整理してご紹介します。

渡航前に相談が必要な健康上の懸念

海外渡航前には、持病の管理や現地の特殊な環境への適応についてご相談いただくことが多いです。特に以下のような状況にある方は、事前のカウンセリングが重要です。

  • 高血圧や糖尿病などの慢性疾患があり、海外での薬の管理や体調変化が不安な場合
  • 妊娠中や授乳中の方で、接種可能なワクチンや安全な過ごし方を知りたい場合
  • アレルギー体質で、現地の食事や環境による反応を予防したい場合
  • 以前の旅行で高山病や乗り物酔いがひどかった経験があり、対策を講じたい場合

高山病の詳細については「高山病」のページを参照してください。

渡航中や帰国後に現れる急な体調不良

海外から戻られた後に、日本の日常生活ではあまり見られない症状が出ることがあります。これらの症状は輸入感染症のサインである可能性が高いため、早めの受診をお勧めします。

  • 渡航中から続く、または帰国後に急に現れた38度以上の発熱
  • 激しい下痢や腹痛、嘔吐などの消化器症状
  • 皮膚に現れた原因不明の発疹や、虫に刺された後の異常な腫れ
  • 全身の倦怠感や筋肉痛、関節の痛み

帰国後の健康不安については「海外から帰国後の診療」のページを参照してください。

特殊な環境下での身体的症状

レジャーダイビングや登山など、特殊な環境下で活動される方に見られる症状もトラベルクリニックの守備範囲です。気圧の変化による身体への影響は、専門的な判断が必要です。

  • ダイビング後に現れる関節痛や皮膚の痒み、しびれなどの減圧症の疑い
  • 標高の高い地域で感じる頭痛、吐き気、息切れなどの高山病症状
  • 長時間の航空機移動後に現れる足の腫れや痛み

減圧症の詳細については「減圧症」のページを参照してください。

トラベルクリニックで診る病気

トラベルクリニックが対象とする病気は、世界各地に存在する多種多様な感染症や環境由来の疾患です。これらは「輸入感染症」とも呼ばれ、日本では馴染みの薄いものも多く含まれます。私たちは、それらの病気に対する予防法と、もし罹患してしまった場合の的確な診断・治療を提供しています。

蚊などの昆虫が媒介する感染症

熱帯や亜熱帯地域への渡航で最も注意が必要なのが、蚊によって運ばれる病気です。これらはワクチンがないものも多いため、予防薬の服用や防虫対策が鍵となります。

  • マラリア・・命に関わることもある重篤な熱性疾患で、的確な予防内服が有効です。
  • デング熱・・急激な発熱と激しい関節痛を伴う病気で、多くの地域で流行しています。
  • ジカウイルス感染症・・特に妊婦さんが感染すると胎児に影響を及ぼす可能性があります。

マラリアの予防内服については「予防内服(マラリア・高山病)」のページを参照してください。

飲食から感染する消化器感染症

現地の水や食べ物から感染する病気は、渡航者の間で最も頻繁に見られます。これらはワクチンの接種によってリスクを大幅に下げることが期待できます。

  • 腸チフス・・高熱が続き、重症化すると腸穿孔などを引き起こすことがあります。
  • A型肝炎・・汚染された飲食物から感染し、激しい倦怠感や黄疸を引き起こす肝炎です。
  • コレラ・・激しい米のとぎ汁のような下痢を特徴とし、脱水症状が急速に進みます。

腸チフスの詳細については「腸チフス・パラチフス」のページを参照してください。

動物咬傷や接触による重篤な感染症

海外では野生動物だけでなく、野良犬や猫、猿などとの接触も大きなリスク因子となります。特に発症すると致死率が極めて高い病気には注意が必要です。

  • 狂犬病・・全ての哺乳類から感染する可能性があり、発症後の治療法はありません。事前の予防接種が強く推奨されます。
  • 破傷風・・土壌中の菌が傷口から入り込み、筋肉の硬直や呼吸困難を引き起こします。

狂犬病の予防については「狂犬病」のページを参照してください。

トラベルクリニックで行う検査や証明書の発行

当院では、医療情報の提供や治療だけでなく、海外生活をスタートさせるために必要な事務的なサポートも充実させています。これらは現地の公的機関や学校、企業から求められる重要な書類となります。

英文診断書・証明書の作成

留学、海外赴任、あるいは持病の薬を持ち込む際に必要となる英文の書類を作成します。英文診断書の発行においても、単なる翻訳ではなく、要求項目を精査した上で最も適切な検査や証明を記載する必要があります。各国の要求仕様に合わせた形式で、国際渡航医学会認定医(CTM®としての知見に基づき精密に記載します。

  • 留学時に学校から提出を求められる健康診断書や予防接種証明書
  • 持病の治療薬を海外に持参するための薬剤携行証明書
  • 海外の就労ビザ取得に必要な健康診断証明書

英文診断書の作成については「英文診断書の作成」のページを参照してください。

渡航前・帰国後の健康診断

海外赴任の前には、現地の厳しい環境に耐えられる健康状態であるかを確認する「赴任前健診」が義務付けられていることが多いです。また、帰国後には現地で感染した病気がないかを調べる「帰国後健診」も重要です。

  • 労働安全衛生法に基づいた赴任前・帰国後健康診断
  • 感染症に特化したスクリーニング検査(寄生虫検査、結核検査など)
  • 抗体検査(各種ワクチンの効果を確認するための血液検査)

健康診断の詳細は「健康診断(赴任前・帰国後)」のページを参照してください。

トラベルクリニックについてのよくある質問

Q1. 渡航のどのくらい前に受診すればよいですか?

A1. 理想的には出発の2ヶ月前までにご相談いただくのが適しています。ワクチンの中には数回接種が必要なものや、免疫がつくまでに時間がかかるものがあるためです。直前の受診でも、可能な限りの対策を提案いたしますので諦めずにご相談ください。

Q2. どのワクチンを打てばいいかわからないのですが?

A2. 渡航先、滞在期間、活動内容(都市部のみか農村部へ行くか)、過去の予防接種歴を伺った上で、一人ひとりに合わせた的確なスケジュールを組み立てます。無理に全てのワクチンを勧めることはせず、医学的根拠に基づいて必要なものをご提案します。

Q3. 帰国後に熱が出たのですが、普通の風邪と区別がつきません。

A3. 渡航先によっては、初期症状が風邪に似た重篤な病気が隠れていることがあります。特にマラリアなどは放置すると命に関わります。帰国後の発熱は自己判断せず、必ず渡航歴を伝えた上で、私たちの専門外来を受診してください。

Q4. トラベルクリニックの診療は保険が効きますか?

A4. 渡航前のワクチン接種、予防薬の処方、健康診断などは自由診療(自費)となります。ただし、帰国後の体調不良や病気の治療については、通常の保険診療が適用される場合があります。詳しくはお問い合わせください。

当院の強みと専門資格

グローバルヘルスケアクリニックは、東京都千代田区麹町に位置し、ビジネスパーソンからご家族連れまで、多様な旅行者の健康を守る拠点となっています。私たちの強みは、院長が持つ日本感染症学会認定感染症専門医・指導医、さらには国際渡航医学会認定医(CTM®)米国熱帯医学会認定医(CTropMed®)という高度な専門資格に裏打ちされた、世界基準の医療サービスです。当院では、20年以上の実務経験を持つ院長が、専門的な知見に基づき渡航に関連するすべての医療サービスを的確に提供いたします。お困りのことがあれば、何でもお気軽にご相談ください。

保有資格
  • 国際渡航医学会認定医(CTM®
  • 米国熱帯医学会認定医(CTropMed®)

私たちは「Patient First」を合言葉に、4つの診療指針を徹底しています。

専門医による高度な専門医療(Speciality)

当院は、大学病院や基幹病院に引けを取らない高度な専門情報を、都心のクリニックという身近な場所で提供しています。渡航医学の領域において、先進的な知見に基づいた診療を行い、複雑な英文診断書の作成にも迅速かつ丁寧に対応します。院長は総合旅行業務取扱管理者の資格も持ち、医療面だけでなく旅行実務の観点からもアドバイスが可能です。

医療の質と安全の確保(Safety)

ワクチン管理から診療プロセスまで、安全性は私たちの最優先事項です。院長が長年大学病院の感染管理部門で培ってきた経験を、このクリニックの全ての診療に注ぎ込んでいます。患者さんに提供するワクチンの品質管理はもちろん、リラックスして受診いただける清潔な環境維持に努めています。

満足を追求する誠実な医療(Satisfy)

患者さんのニーズに寄り添いながらも、医学的根拠に基づいた誠実なアドバイスを心がけています。不必要な検査や過剰なワクチンの推奨は行いません。常に「自分や家族が渡航するならどうするか」という視点を持ち、真に納得いただける選択肢を提案いたします。

洗練されたスマートな医療環境(Smooth & Smart)

忙しい準備の合間に来院される皆様の時間を大切にするため、私たちはデジタルの力を活用しています。ウェブ問診や予約システムの導入により待ち時間を短縮し、お会計もクレジットカードや交通系電子マネーが利用可能です。麹町駅から徒歩1分という立地を活かし、洗練されたスマートな受診体験を提供します。クレジットカード等のお支払いについては「キャッシュレス決済」のページを参照してください。

海外への出発は期待と不安が入り混じるものですが、健康管理のプロフェッショナルである私たちがしっかりとバックアップいたします。どんな些細な疑問でも構いません、どうぞお気軽にご相談ください。皆様の旅が健やかで素晴らしいものになるよう、チーム一同全力でサポートいたします。

院長の渡航経験と専門知識

院長自身も公私にわたり多くの国々を訪問しており、旅行代理店の開業資格である総合旅行業務取扱管理者資格も保有しています。医療面だけでなく、海外旅行に関するプロフェッショナルとしてのアドバイスが可能です。

 当院紹介記事掲載・ハワイの最新現地情報が満載!

院長が渡航した主な国・地域

中国、香港、マカオ、台湾、韓国、タイ、ベトナム、シンガポール、マレーシア、インドネシア、カンボジア、ラオス、フィリピン、ミャンマー、ネパール、インド、バングラデシュ、モルジブ、パプアニューギニア、オーストラリア、ニュージーランド、グアム、サイパン、ニューカレドニア、仏領ポリネシア(タヒチ)、フィジー、アラブ首長国連邦、エジプト、ケニア、南スーダン、セネガル、マリ、ブルキナファソ、ガーナ、マダガスカル、ジンバブエ、ボツワナ、ザンビア、エチオピア、連合王国(イングランド、スコットランド)、フランス、ドイツ、イタリア、バチカン、スペイン、ポルトガル、スウェーデン、フィンランド、アメリカ合衆国、カナダ、メキシコ、ニカラグア、エクアドル、ペルー

渡航ワクチンに関する資料

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