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RSウイルス感染症について

[2024.05.31]

RSウイルスは一般的には乳幼児の呼吸器感染症の原因ウイルスとして知られていますが、高齢者や基礎疾患のある成人においても肺炎などを引き起こすこともあります。健康な成人はRSウイルスに感染しても軽症で多くはかぜのような症状で自然軽快しますが、高齢者・気管支喘息・COPD・心疾患などの慢性の基礎疾患がある人・免疫機能が低下している人の場合には肺炎のリスクが高まります。これまで基本的な感染対策のみしか予防方法がなかったRSウイルス感染症ですが、2024年からワクチンによって予防することが可能となりました。60歳以上を対象とした「アレックスビー®」に加え、妊婦への能動免疫による新生児及び乳児におけるRSウイルス感染症予防 として「アブリスボ®」も発売されました。当院でも接種が可能ですので、リスクが高いと考えられる方の接種を推進しております。RSウイルス感染症の詳細につきましてはサイトRSウイルス. jpをご参照下さい。

 

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