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院長ブログ

2022年 明けましておめでとうございます(2022.01.01更新)

皆様明けましておめでとうございます。新年を迎えても昨年末からの新型コロナウイルス・ オミクロン株の話題で始まり、2022年も引き続き新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の話題は尽きないかもしれません。昨年は未知の病原体に立ち向かうためのツールの開発に全力が注がれた印象でしたが、ワクチンや治療薬などが次々と実用化されていくことで、本年はウィズコロナとしての社会活動の推進に重きが置かれることになると思われます。多くの国民がワクチン接種を完了し、追加接種もある程度は進んでいく中で、COVID-19重症者の割合はこれまでより確実に減ることが予想されます。

検査体制の整備とともに、昨年末に特例承認された経口治療薬の流通がプライマリケア領域にまで広く浸透し、早期診断と早期治療開始に繋がるシステムが整ってくれば、保健所業務負担の軽減や外来における患者管理など、COVID-19に対する医療提供体制の裾野はさらに広がるでしょう。それを後押しするためには、行政を中心とした公衆衛生学的な対応だけではなく、実地医療現場で患者対応を行う守備範囲を拡げることができるような法体制の見直しを期待しながら、ウィズコロナでありながらもこれまでに習得した感染対策の知識やスキルを活用しながらCOVID-19発生前に行われていた診療体制に戻していくことが我々医療者に求められると思います。

私の専門とする渡航医学領域ではCOVID-19発生以降、外来業務の多くを占めるトラベルワクチン接種を希望される受診者が激減し、受診者のほとんどはCOVID-19検査証明書発行希望者でした。すなわち余暇や留学を目的とする渡航者の受診がほとんどなくなり、既に海外赴任中あるいは拠点があり既にトラベルワクチンを接種済のビジネス渡航者が多くを占めていました。現段階ではオミクロン株の世界的蔓延状況から多くの国や地域での渡航制限がかかっている状況ではあるものの、その実態が判明してくればワクチン接種証明書を活用した諸外国との往来が再開される時期も遠くはないでしょう。トラベルクリニックの役割として、渡航者に対する英文検査証明書の発行だけではなく、現在は行政が発行しているワクチン証明書の発行支援や、帰国者や入国者に対する輸入感染症としてのCOVID-19関連対応に係わる機会が増えることになるかもしれません。

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