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小児における新型コロナウイルス感染症の現状と感染対策についての見解(2021.5.20)

[2021.05.30]

日本小児科学会 予防接種・感染対策委員会2021年5月20日付で上記に関する見解を公表しています。

小児の新型コロナウイルス感染症の現状
  • 新型コロナウイルス感染症の2021年3月以降の流行(いわゆる第4波)では新規患者数が増加していますが小児患者の割合はわずかな増加に留まっています。
  • 子どもが変異新型コロナウイルスに感染した場合も多くが無症状から軽症で経過しています。
  • 小児の新型コロナウイルス感染症患者の大部分は成人患者からの感染であり第4波に入ってからも変化していません。
学校等における感染対策
  • 基本的な感染対策(3密回避、適切なマスク着用、手洗いなど)の徹底が重要です。
  • 臨時休業は子どもの健やかな学びの保障や心身に影響をおよぼすため、地域一斉ではなく感染状況に応じた柔軟な対応が望まれます。

私も三鷹市感染症対策アドバイザーとして市内公立学校からの依頼を受け、子どもたちの学びの場をできるだけ損ねないように、過剰な感染対策ではなく効果的かつ効率的な感染対策を行うための指導を行っております。

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