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風邪も診ます

[2020.10.25]

 時々患者さんから「風邪も診てもらえるんですか?」「持病の薬も出してもらえるんですか?」というような質問をいただきます。正直なところ驚きましたが、ホームページで専門性を強調しすぎた結果なのでしょうか。私の専門は「感染症内科」で特に「寄生虫感染症」「輸入感染症」が得意領域でホームページにもそのあたりを詳細に掲載しており、寄生虫関連の内容については(操作をしなくても)検索サイトで一番上に挙がってきます。国内でも寄生虫症を的確に診断できる医療機関は多くはなく、患者さんは都内だけではなく関東一円、東海地方からも来られます。ただそのことが原因なのかわかりませんが「敷居が高い」と思われてしまったようです。大学病院などでは情報提供書がないと診てもらえないことがほとんどで、ある意味「敷居が高い」のかもしれませんが、当院では他医のかかりつけ患者さんを除き不要です。また最近の新型コロナウイルス感染症の影響もあり受診を敬遠されているのかもしれませんが、大学病院で感染管理責任者をしていたので開院前の時点で内装もあらゆる感染症の患者さんに対応できる設計にしており、安心してご来院いただけます。

 開院する前はフリーランスとして北は北海道、南は熊本県まで僻地を含む医療機関で診療を行い、生活習慣病管理や高齢者の訪問診療も数多く行ってきました。またもともとは大学の小児科医局出身ですので、当然ながらあらゆる子どもの病気も大学病院をベースとした経験を持っております。特に風邪の診療はだた薬を出すだけではなく、感染症専門医として病原体を追求した診療を心掛けてきました。専門医が所属する病院では「風邪に抗菌薬は出すべきではない」という概念が定着しつつありますが、まだまだ診療所などでは残念ながらその概念の認識は低いように感じます。「たかが風邪されど風邪」とも言うべき「風邪を科学した診療」を受けてみませんか?

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