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溶連菌感染症 Streptococcal infection

溶連菌感染症(A群β溶血性連鎖球菌)の原因と特徴

溶連菌感染症は、細菌である連鎖球菌属によって引き起こされる感染症の総称ですが、特に子供の咽頭炎の原因として代表的なのが、A群β溶血性連鎖球菌(GAS)による感染症です。

一般的な症状は高熱や咽頭痛で、頭痛、腹痛、嘔気(吐き気)などの症状を伴うこともあります。一般的なかぜと異なる点として、咳や鼻汁などの気道症状が乏しいという特徴があります。

溶連菌感染症の診断とMcIsaac(マックアイザック)基準

診断のための検査には、咽頭ぬぐい液を用いた培養検査や迅速検査があります。一般的に診療所で行われているのは迅速検査で、感度は高いですが100%ではないため、臨床症状と合わせて診断を行います。

その際、診断の目安としてMcIsaac基準(マックアイザック基準)が用いられます。

基準となるチェック項目

  • 38℃以上の発熱
  • 咳がない
  • 前頸部のリンパ節腫脹と疼痛
  • 扁桃腺の腫大と白苔(白い膜)の付着
  • 15歳未満(45歳以上ではマイナス1項目)

スコアに応じた治療方針

0-1項目 検査は行わず、抗菌薬の投与も不要です。
2-3項目 迅速検査を実施し、陽性の場合のみ抗菌薬治療を行います。
4-5項目 検査を行わず、臨床症状に基づき抗菌薬治療を開始します。

抗菌薬による治療と内服期間の重要性

検査が陽性であれば、抗菌薬による治療を行います。抗菌薬はペニシリン系を第一に選択し、10日間継続して服用することが求められます。

劇症型溶連菌感染症に関する情報

近年話題となっている劇症型溶連菌感染症については、以下の外部記事も参考にしてください。

劇症型溶連菌感染症の話題(日経COMEMO記事 2024.6.24)

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