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4/27 日本テレビ「ZIP!」の取材

[2022.04.28]

日本テレビ「ZIP!」より「日本のマスク事情」について取材を受けた内容が4/27 放送番組内「?よミトく!」で紹介されました。

この内容に関し、私の意図と異なった映像が使用されたことについて放送局へ伝えた苦言です。(同様のことは何度かあります)

長い時間をかけて重要なことを何度も説明したにもかかわらず、その部分がカットされており、OAすべきではない部分が使われていたことがきわめて遺憾です。そもそもマスク議論は賛否両論があるためにへ発言に関しては誰もが慎重であるべきであることから多くの立場の人への配慮をしたうえでメリット・デメリットをしっかりと伝えることが重要です。それを踏まえ私が健康被害やメンタルの問題まで言及したにもかかわらず、他の専門家の映像を使用し、しかもマスクを外すのは「誰かが言わなければならない」の部分だけが使われ、これも「総理や首長などしかるべき方が・・」という重要な部分が落ちていることと、しかも笑っている映像を使用したことで「いい加減だ」「無責任だ」という反論が寄せられています。尺がないのは十分承知の上で、これまでも同様のことは多々あり、その都度申し上げてはいますが、確かな情報を直接発信したいという思いで協力しているにもかかわらず誹謗中傷となって返ってくるのであれば協力するにもできなくなります。

私の意図する概要は以下のようなことです。
マスク議論に関しては賛否両論があり、どちらが適切かを決めることは不可能です。議論するためにはメリット・デメリットを考えたうえで最終的には個人が判断することになると考えます。しかし諸外国とは異なり、お願いベースでありながらほぼ全員がマスクをするようになった日本における同調圧力の中で、またお願いベースでマスクを外しても構わないと中途半端な発言が飛び交う中では、人目を気にする人たちはいつまでたっても、たとえ健康被害が生じることがあっても永遠とマスクをつけていなければなりません。そのような状況を回避するためには、一国のリーダーや自治体の首長が「屋外では外しても構わない」としっかりと記者会見等で発信しなければならないと考えます。直接話すことであれば当たり前ですが、どのようなことでも本音と建前はあるわけで、伝えるべきことと伝えるべきではではないことがあります。識者として伝えるには本音で伝えたくても反響が大きすぎるために建前でしか発言できないことは多々あります。収録ではそのどちらもが錯綜する訳であり、伝えてはいけないこと、伝えるべきではないことも発言として収録されます。私は事前にどの部分が使われるかを必ず確認しますが、それを拒否するメディアもあります。だからといって建前だけで回答していれば事実とは異なることが理解されてしまうこともあります。このことをいつも考えながらコメントしているつもりですが、今回のような事態は何度も経験し、都度不快に感じています。言われた通りのことを言うのは簡単ですし、その通りに発言する識者が重宝されるのはよくあることですが、時に忖度が生じ、真実が伝わらないことが少なくありません。私はそこまでしてメディアに依存することは致しません。

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