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国内で狂犬病患者の発生

[2020.05.22]

愛知県豊橋市は5月22日、フィリピンから今年2月に来日し市内の医療機関に入院している静岡市在住の患者さんが狂犬病であることを公表しました。昨年9月頃に現地でイヌに足首を咬まれたことがあったということです。狂犬病は日本国内でのリスクはありませんが、14年前にフィリピンでイヌに咬まれたことから発症した患者さんの報告がありました。狂犬病は一度発症してしまうと有効な治療法がなく、ほぼ100%死亡する感染症です。現在でも多くの国や地域では狂犬病の発生がみられます。現在は渡航自粛の状況ですが狂犬病の常在する国や地域に渡航する際には狂犬病ワクチンの接種をお勧めします。もし事前に接種していなくても、咬まれた後からでも直ちにワクチン接種を開始すれば発症を防ぐことができますので、現地での速やかな対応が望まれます。当院では渡航前の接種(曝露前接種)ならびに咬まれた後の接種(曝露後接種)共にお受けできます。

 

 

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